先日、さいたま市の大原眼科様にお招きいただき、「アイフレイル(加齢による目の機能低下)」をテーマに、食事の視点からお話をさせていただきました。

アイフレイルとは、視力の低下やかすみ、まぶしさなど、年齢とともに進む“目の老化”のことを指します。レンズの役割を果たす部分が濁れば白内障に、フィルムにあたる部分が傷めば加齢黄斑変性に——まさにカメラの劣化のように、私たちの目も時間とともに変化していきます。

講演では「目の健康は台所から!」というタイトルのもと、日常生活で取り入れやすい工夫をご紹介しました。

私たちの身体は呼吸をしているだけで酸化が進みます。そこに紫外線やストレスが加われば細胞へのダメージはさらに大きくなります。そこで重要なのが抗酸化作用をもつ食材です。色とりどりの野菜に含まれるルテインやビタミンC、青魚に多いDHA・EPA、そして減塩による血管の保護。こうした日々の小さな積み重ねが、未来の視界を守る力になります。

セミナーの最後には「サバ缶と小松菜の味噌汁」「人参とアーモンドのラペ風」といった簡単レシピも紹介しました。どちらも身近な食材で作れ、栄養価も高く、忙しい日常でも実践しやすいメニューです。

参加された方からは「今夜から早速試してみます」「台所から健康を守れるという視点が新鮮でした」と嬉しい声をいただきました。

今回のセミナーを通じて、地域のクリニックと栄養士が連携することで、より多くの方に「食と健康のつながり」を実感していただけると感じました。

これからも「認定栄養ケア・ステーションなとりえ」として、地域の皆さまの健康を食の面から支えていきたいと思います。